法学部に進学した理由 6選

どうも留年法学生です。

今回の記事では、私が法学部に進学した理由について書いていきます。
この記事では、法学部に進学した理由についてポジティブな理由とネガティブな理由の両面から書いていきたいと思います。
この記事から法学部に進学する理由にはどのようなものがあるのかについて知ってもらって、願わくば誰かの進路決定の一助になったら幸いです。

 

 

 

ポジティブな理由

進路が幅広い

法学部の進路は幅が広いというのが私が法学部に進学した理由の1つです。

法学部は弁護士や検察官、裁判官といった法律専門職を目指せるだけでなく、公務員や民間企業への就職といった進路を選択することもできるため、自分に合った進路を時間をかけて選ぶことができます。

法律職や公務員は他学部からでも目指すことはできますが法学部卒業に必要な科目の勉強が法律職や公務員の試験勉強と重なるものが多いため他学部と比較して有利になりやすいです。(公務員試験の専門科目には経済分野もあるので経済学部も公務員試験の学習で有利です。)

 

 

法律系の資格に有利になると考えたから

法学部に進学したポジティブな理由の1つ目としては、法律系の資格取得に有利になると考えたからです。

一般的に法学部は憲法民法といった法律系の資格試験の受験科目を大学の講義で勉強できるため有利になるのではないかと考えられていると思います。
私も法学部に進学すれば法律系の資格取得に有利になると考えたため法学部を第一志望の学部としていました。(ちなみに、第二志望は社会学部、第三志望は総合政策学部でした。)
法律系の資格には、行政書士社会保険労務士といった資格があり、これらの資格を取得することができれば、法律に携わる業務を行うことができ、企業に所属せずとも独立開業して個人で働くという働き方ができます。
私は個人で裁量権を持って仕事をしたいと考えていたので、独立開業に適した法律資格(行政書士社会保険労務士)を取得して将来的に個人で働くために資格取得に有利になるであろう法学部に進学しようと考えていました。
大学では資格取得のための講座を開いていて、学生割引でお得に資格の勉強をすることができるので、こういった制度を活用して効率良く学習を進めることによって自身の合格可能性を高めることができます。(大学生は積極的に活用しましょう。)

成績評価がテスト一発勝負で決まることが多い

法学部の専門科目の成績評価はテストの点数のみで決まる科目が多いです。

成績評価がテストの点数のみで決まると言うことは、単位を取得するということのみを目標とするのであれば、テストで60点以上を取ることができるように計画的に行動をするのみで良いことになります。

テストで60点以上取得できる算段を立てることができれば、極端にいうと講義に1回も出席せずとも単位を取得して卒業することができます。(講義に1回も出ていないと完全独学になるのでテスト前は地獄になりがち)
講義に出席する時間を省いて、資格試験のための勉強をするなど時間を有効活用することができます。(憲法民法行政法といった科目はその講義に出席して勉強した方が公務員試験やその他の資格試験の勉強の重要な論点について分かりやすく解説してくれることがあるので出席しておくのをおすすめします。)

 

 

ネガティブな理由

上記では法学部に進学したポジティブな理由を書いてきましたが、ここからは一般的にネガティブと感じられる理由を書いていきます。

数学を使わなくてもいい

法学部を進学先の選択肢に入れるということは高校の文理選択において文系を選択されたことでしょう。もちろん、私も文系を選択しています。
文系を選択された皆さんはなぜ文系を選択されたのでしょうか。
法学や経済学、社会学といった文系卒の学問に興味をもったからというポジティブな理由での進学の理由もあるでしょう。
また、数学や理系科目が苦手で理系には向いていないと感じて進学する人もいるでしょう。私の法学部の進学理由は後者の理由です。

 

 

文理選択の際に文系を選択した理由について最も多かった理由が「理系科目が苦手だった」であり、文系の理由の第5位には「理系科目が嫌いだったから」でした。
この苦手な理系科目には数学が含まれていると考えられます。私自身、理系科目の中でも特に数学に苦手意識がありました。
 

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後者のネガティブな理由から文系の学部に進学することを希望する人は、数学や理系科目となるべくかかわらない学生生活を送りたいと考えられていると思います。
そのように考えている文系学部の志願者の皆さんには法学部をおすすめします。

法学部は経済学部や経営学部、心理学部と異なり一般教養の数単位を除いては数学と縁の無い学生生活を送ることができます。
経済学部や経営学部が数学を大学入学後に使わなければいけないことは想像に難くないと思われますが、社会学部や心理学部においても統計などで数学を少なからず使わなければいけません。
法学部は微分積分や統計などの高度な数学を避けることができ、一般教養の入門的な数学を乗り越えればおわりです。

私のような数学弱者にとっては神のような学部に感じられます。数学にかける労力を抑えたい人は法学部に進学するメリットがあると思います。

 

卒論を書かなくてもいい

皆さん卒論書きたいですか?

私は卒論を書きたくないです。

皆さんも卒論を書くのを強制されるのは望んでいないと思います。

そんな人に朗報です。法学部は卒論が必修ではありません
文系の学部において卒論が必修である学部は文学部や社会学部、心理学部は卒論が必修である場合が多いです。
経済学部や経営学部も卒論が必修ではないことが多いですが、単位として必修でないのみでゼミのカリキュラムに論文の執筆が含まれており、それが実質的卒論になることがあります。

卒論は1万文字以上2万文字程度の文字数で執筆しなければなりません。
普段の大学の期末レポートで課される文字数は1000字から5000字程度であり、最低文字数の1000字であれば10倍以上、5000字の文字数であれば2倍以上の多くの文字を書かなければいけません。
普通の1000字から5000字程度の期末レポートを書くのにも抵抗がある人からすれば、最低でも1万文字執筆しなければいけない卒論は避けたいと思います。

法学部は多くの大学で卒論を書くのが任意であり、卒論を書かなくとも卒業できる大学が多く、他学部の人が卒論執筆にあてている時間を就職活動や資格勉強などにあてることができます。

法学部は卒論執筆が任意であるため卒論を書かなければ卒業できないというプレッシャーを負うことがなく学生生活を過ごすことができます。

 

グループワークをやらなくてもいい

私はコミュニケーション能力が低いです。
そんなコミュニケーション能力が低い人間にとって他の学生と協力して行うグループワークを行うのには消極的になると思います。
グループワークで人と関わるのはコミュニケーション能力が低い人にとっては怖いと感じますよね。

法学部の講義では、グループワークを行う講義は少ないので安心です。
法学部では主に大教室で教授が学生に対して講義を行うという形態が多く、対人関係のストレスなく講義を受講できます。

私はコミュニケーション能力が人一倍不足しているので、講義にグループワークがあるとその講義に出席するたびにストレスを感じて講義に対してのモチベーションが低下します。
そのため、教授が学生に対して講義を行うという通常の講義形態が多い法学部はありがたいです。グループワークではなく、講義を聴いて一人で黙々と勉強したいという人にとっては法学部はおすすめできます。

 

おわりに

今回の記事では、私が法学部に進学した理由を6つに絞って書きました

法学部はテスト一発勝負や卒論が無いという環境で学生生活を過ごすことができ、出席点や卒論必修の学部と比較して自由に扱える時間が多いです。
この記事を読んで法学部に進学することを決める人がいれば、この多い自由時間でたくさん遊んで思い出を多く作ったり、自己研鑽に励んで将来に備えるなど有意義な学生生活を過ごしてください。

以上、留年法学生でした。

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